臨床開発モニターというのは、どのような仕事がメインになるのかというと、もちろん臨床開発モニターとして治験に関わる重要な役目があります。
ですが臨床開発モニターというのは、治験の監視という役目だけ担っていればいい…というわけではありません。
実は臨床開発モニターという職業には、治験関する管理以外にも様々な役割というのがあったのです。
その役割というのは、大きく分けると5つの業務に分けられます。
まずは治験を実施する際に、どの施設で治験を行うのか、またその施設で治験を行う際にその治験の責任者というのを決めなければなりません。
さらに治療薬に関しての知識や情報も、しっかり身につけておかなければなりません。
そして治験を行う際の必要書類の作成や申請、治験を行う前の契約、そしてメインの業務が治験を実際に行う際の監視という仕事になります。
このようにメインの仕事は、もちろん監視業務になりますが、それ以外にもたくさんの業務を担う事になるまさに縁の下の力持ち、必要不可欠な人材であることは間違いありません。
そして臨床開発モニターとして一番最初に始めなければいけないのが、治験を実際に行う施設の決定と、責任者選びになります。
責任者というのは、どういった役割があるのかというのはわかりやすいと思いますが、施設を選定するというのは、きちんと設備が整っているのか、また治験を実際に行えるかを判断しなくてはなりません。
まさに重要な仕事の一つになります。
これを決めない事には、治験を行うことすら出来ません。